厚労省によると全国の医師は339,623 人です。(令和2年12 月31 日現在)
約34万人もの医師に一斉にマーケティングするのはとても効率が悪いですよね。
医師といっても自身で開業している開業医と、病院やクリニックで勤務している勤務医に分けられます。
本記事では、弊社の「開業医リスト」を使ってターゲットを絞る方法を解説します。
開業医リストをうまく使うことによって、より効率的なマーケティング活動ができますので、ぜひ最後までお読みください。
ドクター市場は富裕層ビジネス業界にとって、右肩上がりの優良株
医師不足などと言われていますが、医師の実数は毎年増えつづけています。
医師が増えるペースよりも、医療を必要とする高齢化のペースが上回っているため、実質的には医師が不足しているというのが実態です。
直近20年間で約8万人もの医師が増えました。若手医師によるクリニック開業が珍しくなくなってきていますが、医師自体も高齢化が進んでいるため、引退する年齢が伸びていることも要因となっています。
開業後の医師は余裕資金を持っている=富裕層
医師は開業を成功させてから、自己資金を蓄えることができます。それまでは、出世を勝ち取った一部の勤務医以外は修行の身であり、自由に使えるお金は少ないとみたほうが良いでしょう。もちろん、もともと医系の家系であれば、親から資産を引き継いでいることもありますので、親子2代以上で開業医となれば、やはり余裕資金を持っている可能性は高いでしょう。
なぜ、開業医リストのターゲットを絞るのか
ひとくちに医師といってもさまざまな属性に分かれます。
あなたの商品を誰でも欲しがるわけではないのです。だからこそ、開業医リストの中からターゲットを設定して、しぼったうえでアプローチすることが重要です。もしターゲットを絞らずにアプローチした場合、マーケティングコストが非常に高くついてしまいます。
よほどのことがない限り、全方位へのアプローチはお勧めできません。
開業医リストのターゲットを絞る方法
どのように絞り込めばよいかをいくつか例を挙げて説明します。
一番簡単なのはエリアで絞り込む方法です。
あなたが商談で訪問できるエリアが限られている場合、戦略的に地域を絞り込みます。
仮に電車移動でアプローチする場合、鉄道が通っていて駅が近くにありそうな市区町村に絞ることで、郵送DMやテレアポなどで訪問する場合も非常に効率的に訪問営業することができるでしょう。また、車で訪問できるのであれば、高速道路のインターチェンジから近い地域に絞ることで、営業効率を上げることが可能です。
逆に、広大な土地を保有している郊外の医師にアプローチしたい場合も、そういった地域に絞ってアプローチすると開拓が楽になるでしょう。
あまり大きな声では言えない話ですが、実は、診療科目によって医師の収入は大きな開きがあります。より正確に言えば、可処分所得が異なります。なぜかと言えば、儲かる診療科目と儲からない診療科目があるからです。
例えば、小児科はあまり儲からないと言われていますが、眼科、整形外科、皮膚科、精神科は儲かる診療科目です。また、最近では美容外科クリニックを開業する若手医師が増えていますが、医療保険を使わない自費診療のクリニックでは、治療料金を自分で自由に決めることができるため、儲けを大きくできるという特徴があります。
開業医リストは国が公開している適正なデータであり、個人情報ではありません。
そのため、年齢は収録されていません。ただ開業年数からおおよその年齢を推測することはできます。
例えば、クリニックを開業したのが2012年の場合、現在2022年だとすると、開業してから10年が経過している医師であることがわかります。医師が開業するのはだいたい45歳前後であることから、その医師は55歳前後であることが推測できるのです。
このように、開業医といえども診療科目や開業場所などによってさまざまな差があります。
効率的なマーケティング活動を行うためためには、リストをうまく使うことによって、より効率的に営業アプローチすることで、少ない労力、低いコストで大きな成果を生むことができるでしょう。
開業医の中から更に「購買力のある医師」を絞り込む方法はこちらから。
ぜひ、開業医リストを上手に使ってビジネスを成功させてくださいね!
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